くふうカンパニーグループの株式会社くらしにくふうが運営する、3歳からの「まなぶ・運動・食べる」をはぐくむメディア『おやこのくふう』(https://oyako-kufu.com/)は、子ども向け社会体験アプリ『ごっこランド』を開発・提供している株式会社キッズスター(以下、キッズスター)と共同で、キッズスターが運営する『ごっこランド』のユーザーを対象に12月14日〜12月17日の期間に、「2020年子育て家庭における年末年始の過ごし方」ついてのアンケート調査を実施しました。
例年であれば年末年始の帰省を予定していた家庭に、2020年の年末年始の帰省状況について聞いたところ、「帰省しない」が44.3%、「帰省する」が23.3%となりました。一方で「まだ決まっていない」が32.4%を占めました。
「帰省しない」と回答した家庭に理由を聞いたところ、「帰省することで親にコロナが感染するのが怖いから」44.3%が1位となりました。新型コロナウイルス感染症は特に高齢者が重症化しやすいと言われていることから、親自身や子どもが祖父母の感染リスクになることを防ぎたいと考えている人が多いことがうかがえます。
また、今回の調査タイミングは、GoToキャンペーンの停止が一部地域ではじまり全国的に議論されていた時期であることから、「ニュースなどで移動しないようにと呼びかけているから」15.0%が、2位となりました。
続いて、自宅と実家の位置関係について聞いたところ、「帰省しない」と回答した家庭の方が、実家が「同じ都道府県内」に位置している割合が低く、4・5月の緊急事態宣言時でも話題になった「県またぎ」を避けようとしている傾向が見受けられます。
また、「帰省する」と決めている家庭に帰省時のコロナ対策について聞いたところ、1位が「移動時はマスクをする(大人)」73.5%、2位が「移動時はマスクをする(子ども)」65.3%、3位が「移動は車にする」62.2%、4位が「移動時、帰省時はこまめに手を洗う」55.1%、5位が「移動時、帰省時はこまめにアルコール消毒をする」51.0%など、移動時の感染対策を徹底しようとしていることがわかります。
また、「帰省する前は毎日検温をする」46.9%、「帰省する前は会食しないなど普段より感染対策を心がける」33.7%などといった事前の健康管理、対策を徹底する家庭も3割を超えており、高齢の親がいる帰省先に感染源を持ち込まないことを心がけている様子がわかります。
一方、「実家での食事の時はなるべくしゃべらない」14.3%、「食事をせずに家に帰る」4.1%と、年末年始イベントの要である食事による団らん場面においては、感染対策の徹底に難しい面がある様子が見られます。
帰省しない場合、祖父母と子どもがどのようにコミュニケーションをとる予定かについて聞いたところ、1位が「オンラインビデオ通話でのコミュニケーションをとる」33.5%、2位が「電話でコミュニケーションをとる」32.5%、3位が「年賀状を送る」23.0%となりました。実際に顔を見て話したいと思う祖父母の願いに叶う「オンラインビデオ通話」というコミュニケーションツールは、コロナ禍をきっかけに、祖父母世代にも浸透している模様です。
また、帰省しない場合のお正月におけるお年玉事情について聞いたところ、1位が「わからない、決まっていない」34.9%、2位が「現金書留で送ってもらう/送ってもらうことになりそう」17.2%、3位が「帰省しないのでお年玉はもらわない/もらわないことになりそう」14.4%となりました。
続いて、感染者数も比較的落ち着き、GoToキャンペーンが実施されていた1か月前(11月上旬ごろ)に比べて、コロナ禍の子育てにおける不安に変化があったかについてをきいたところ、「とても不安が大きくなった」22.5%、「まあ不安が大きくなった」30.5%、合わせて53.0%の家庭が「不安が大きくなった」と回答しました。
不安の理由1位は「子どもが感染したらと思うと不安」78.8%が圧倒的に多かったものの、3位には「家で過ごすことが増え、子どものストレスがたまりそう」34.6%、6位には「家で過ごすことが増え、子どもが体力を持て余しそう」29.1%となり、家で過ごす時間の増加に伴う子どものストレスなどを気にしている様子がみられました。
また、本来であれば様々な行事を楽しむ年末年始が一変することから、「冬休み・年末年始のイベントがいろいろなくなりそうで子どもがかわいそう」34.6%、「またお出かけができなくなりそうなので、子どもがつまらなそう」34.1%など、子どもが退屈な年末年始を過ごすことを懸念している声も目立ちました。
一方で、緊急事態宣言下でも注目された「おうち時間増による親のストレス増」においても、「家で過ごすことが増え、子どもを叱ることが増えそう」25.1%、「家で過ごすことが増え、親側に子育てのストレスがたまりそう」23.5%と、親子関係についても課題を感じている様子がうかがえました。
キッズスター(https://biz.kidsstar.co.jp/)独自開発・提供の『ごっこランド』は、子どもたちが大好きな“ごっこ遊び”を通して、インタラクティブに“社会のしくみ”が学べる無料の社会体験アプリです。利用者は、子育て世代(ファミリー層)の1/3にあたる約380万世帯にのぼります。2020年12月現在、40社以上が協賛・パビリオン出店し、子育て世代への新しいブランディング・マーケティング手法として活用いただいています。
『おやこのくふう(https://oyako-kufu.com/)』は、3歳からの「まなぶ・運動・食べる」をはぐくむメディアです。心と脳、体、味覚などが急激に発達する3~6歳という大切な幼児後期に親として知っておきたい知育、運動、食育、習い事に関する専門性の高い情報を発信しています
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